弱い犬ほどよく歌う。

音楽依存症の男子大学生が、横から目線で音楽と日常を書き流す。

エイプリルフールって結局嘘つけずに終わるけど、それはそれで幸せな事。


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  昨日はエイプリルフールだった。

  エイプリルフール。(午前中は)ウソをついてもいいとかいう、名前通り、4月のバカみたいな風習。もちろんバカは褒め言葉な。

 

  エイプリルフールを、そうだなあ、2週間後に控えたぐらいかな、そのぐらいになると、僕は、「エイプリルフール、どんな嘘をついたらおもろいかなァ」なんて妄想を、行き帰りの道でよくする。「いや〜これは楽しみだ」なんてワクワクもしたりする。

 

  ところが不思議に。エイプリルフール一週間前ぐらいになると、途端にエイプリルフールの存在が雲の外になってしまう。綺麗さっぱりエイプリルフールの事を忘れてしまう。

 

  そんで、4月1日。エイプリルフール。

  不自然にニヤニヤしている友達のあからさまにつかれた嘘からやっと気づく。「あっ、今日エイプリルフールじゃん!」

 

  多分こんな経験は僕だけではないだろう。エイプリルフールの周辺って、年度始めで忙しかったり春休みの予定で忙しかったりして忘れがち。

 

  まぁいつもそれで、つきたかったウソがつけずちょっぴりションビリするわけですけど、ふと思ったのだ。「俺、今日なにかウソついてないか?」

 

  それは「俺、彼女できました!」とかいう類の嘘ではなく、本当の嘘。その場のがれだったり、人を傷つける類の嘘のことだ。

 

  人はよく嘘をつく。子供も嘘をよくつくが、よく見りゃ大人の方がタチ悪い。日頃のニュースとか見てたらそれも一目瞭然である。

 

  4月1日。本当の嘘をついていなかっただろうか。自分を守るための、情けない嘘をついてやいないだろうか。みなさんはどうだ。

 

  僕は、一睡もしてないけど、親にはよく寝たという素振りで接するという嘘を考えるより先にやっていました。笑

 

 ではでは。